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Nuggets 2010Autumn&Winter

シャツの概念を打ち砕く、新鋭ブランドのファーストコレクション

今回お届けするSpecial Feature Vol.20は、今シーズンから新たにvendorのラインナップに加わったブランドNuggets 2010Autumn&Winterについて。

元ネペンテスの小法師隆平氏が手がけるNuggetsは、今シーズンから始動する次世代の新鋭ブランド。この2010Autumn&Winterでは、すべてのアイテムをシャツだけに限定し、『デザイナー本人が着たいシャツを作る』という思いをストレートに表現したファーストコレクションとなっています。

特筆すべきは、従来のシャツの概念を覆す、オリジナリティー溢れるデザインがすべてのアイテムに落とし込まれている所。
一見ベーシックなオックスフォード地のB.D.シャツの襟には、トリコロールのリボンが縫われ、狭めに設定されたステッチ幅やフェミニンなネックラインなど、細かいディティールもポイントの一つ。襟元にボアを配したタータンチェックシャツは、肩や肘などの体の丸みの部分にダーツを入れることで動きやすさにもこだわり、袖口の三角リベットや後ろ身のプリーツなど60年代頃のウールシャツのディティールを取り入れた、クラシックとモダンが融合する一品。今回のラインナップでも特に目を引いた、60/40ファブリックとウール素材が切り返しとなったドルマンスリーブのシャツは、30年代のスキージャケットモチーフに作られ、襟元のコーディロイがアクセントに。その斬新なデザインと異素材のミスマッチが際立つ、同ブランドのアイコン的存在なのです。

ブランド名の由来となっているのは、ロックグループ
『パティー・スミス グループ』のギターリスト、レニーケイのアルバム名から。ロック好きでも知られる氏ならではの個性を洋服に取り入れ、男らしくも艶っぽい、ミステリアスな雰囲気を持ったラインナップとなっており、秘めたるポテンシャルを持った、今後の動向が気になるブランドです。